くらし情報『森永卓郎さん警鐘「年金13万円時代がくる!」50代からでも老後資金が間に合う支出の最適化とは』

2023年6月29日 11:00

森永卓郎さん警鐘「年金13万円時代がくる!」50代からでも老後資金が間に合う支出の最適化とは

生活水準を落とさないで、95歳まで生きたと仮定すると、約4650万円も赤字になります。現役世代は老後に向けて今から生活をダウンサイジングし、浮いた分を貯蓄に回さないと老後破綻は免れません」(森永さん)

2022年の「家計調査」(総務省発表)によると、50〜59歳における世帯主の収入は約720万円と全世代で最も高い。その半面、消費支出も月約35万円と、こちらも全世帯で最も高い。つまり、50代には工夫すれば貯蓄を増やせる“伸びしろ”があるという。

「家計調査は全国平均のため、50代は特に家庭による差が大きい。バブルを経験した50〜60代のご夫婦の場合、全体的に出費が膨らみがちな傾向があり、食費だけで月20万円というご家庭もありました」

そう指摘するのは、ファイナンシャルプランナーの秋山友美さん。

「だからこそ少しの工夫で貯蓄を増やせます。さらに空いた時間での副業などで、月にプラス10万円の貯蓄も不可能ではありません」

50歳から15年間、毎月10万円貯金できれば1500万円。
退職金と合わせたら“老後資金4000万円”に手が届く可能性も出てくる。

■子どもの独立を機に保険の見直しを

では、どのようにして支出を削ればいいのか。

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