くらし情報『厚労省が重大副作用として追記指示!コロナ治療薬ゾコーバでアナフィラキシーに』

厚労省が重大副作用として追記指示!コロナ治療薬ゾコーバでアナフィラキシーに

一方、ほかの新型コロナウイルスの経口治療薬であるラゲブリオはほかの薬を定期服用している人にも使え、重症化リスクを30%低減するとされている。パキロビッドは重症化リスクを88%低減させるとされるが、ほかの薬との併用には注意が必要だ。

■新型コロナウイルス経口内服治療薬の特徴

※各添付文章をもとに本誌作成

【ゾコーバ】

投薬可能な人:12歳以上の人/重症化リスクがなくても処方可能
服用期間:原則発症3日以内に服用。1日1回、5日間内服
効果:症状出現期間が約1日短くなる/副作用が少ない/BA.5にも有効
注意点:多くの薬との飲み合わせが悪い/アナフィラキシー症状が出ることも/重症化予防効果はない/妊娠中・授乳中は使えない

【ラゲブリオ】

投薬可能な人:酸素投与を必要としない18歳以上の人/重症化リスクの高い人
服用期間:原則発症5日以内に服用。1日2回、5日間内服
効果:ほかの薬を定期内服していても使いやすい/重症化リスク30%低減/BA.5にも有効
注意点:消化器症状やめまいなどの副作用がまれにある/粒が大きく高齢者は内服が大変/妊娠中は使えない

【パキロビッド】

投薬可能な人:成人、もしくは40kg以上の12歳以上の人/重症化リスクの高い人
服用期間:原則発症5日以内に服用。

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