【WOLF HOWL HARMONY】ペンキ店、美容師、土木関係……から夢を掴んだ4人のデビュー第一声!
安定した道に進んでほしいと思っていた親からはすごく反対されましたし、オーディション中もかなり心配をかけました。今、ようやく親に恩返しできるスタートラインに立てたのかなあと思っています。
GHEE:本格的なレッスンはオーディションが始まってから。小さいころはずっとサッカー選手になりたかったんですが、経済的な理由で諦めたこともあって、両親はずっと自分たちのせいだと悔やんでいました。僕の母はヨーロッパ系のブラジル人で、父は日系ブラジル人です。やはり外国人が日本で暮らしていくのはとても大変で、両親が苦労している姿をたくさん見てきました。歌手になるという新たな夢をかなえ、両親に恩返しをしたいという気持ちでオーディションを受けて、今に至っています。デビューが決まったとき、両親がめちゃめちゃ泣いていたのが忘れられないですね。
――RYOJIさんとSUZUKIさんはすでにプロだったにもかかわらず、あらためてオーディションを受けようと思ったのはなぜ?
RYOJI:DEEP SQUADとしてデビューしてすぐにコロナ禍になってしまって、そんなときにiCON Zのオーディションのことも知って、第1章参加者のライブを観に行ったこともありました。