「大谷選手にも申し訳ない」大谷グローブ展示で批判殺到の別府市 教育委員会が明かした真意
その後、長野市長はSNSを非公開にし、同市では1月29日までの予定だった展示期間を25日までに短縮するなど対応に迫られることとなった。
長野市長は24日の定例会見で「グローブの管理方法について校長から不安の声があがり、1月30日に開かれる定例校長会でグローブを配布、それまで市役所で展示すると市教委が決定した」と話し、「近いうちに小学校に送る予定だったが、前段階として市民や子どもに喜んでほしかった」と展示に至った理由を説明した。
そこで、「グローブの展示を決定した」という別府市の教育委員会に、展示に踏み切った経緯を聞いた。担当者が明かす。
「保管方法に学校側も不安があったため学校現場からの要望もあり、他の自治体の事例なども参考にして問題点を整理する時間が必要でした。また、校長先生方が集まる会議が30日に予定されていましたので、取り扱いの留意点など共通認識をした上で、そのときに趣旨と注意事項を説明して校長先生1人1人に手渡すという予定を組んでおりました。それまでの約1週間、小学生以外の方にもお見せできる機会があるのであれば庁舎に展示して、 幼稚園の子どもや中高生にもお見せできるんじゃないかと。