泉房穂「政治家に向いていない」7歳年下妻が語る明石市長当選から暴言辞任まで
一緒の墓にも入りたくないです。だってお墓の中でもうるさそうだから。死んだあとくらいはゆっくりさせてほしいのに、泉は墓石が揺れるぐらいしゃべっていそうです。なんだったら、墓参りに来た人にも話しかけるんじゃないかと思っています」
それに対して泉は、
「妻が『別々の墓がいい』と言ったときに思ったのは、『あ、生きているうちは大丈夫なんや』『死ぬまでは話を聞いてくれるんや』。ホッとする自分がいました」
泉は、とにかくくじけない。
「私は、最後は結果だと思っています。政治の結果は国民の笑顔や安心。すべての人が幸せになるのを見届けたいんです。
人はどうせ死ぬんだし、死んだらゆっくり眠れる。生きているうちは精いっぱい生きていこうと思っています」
そう話す泉に、現在は兵庫県内で、社会活動団体を率いている洋子さんのこの言葉を贈りたい。
「実は、いずれ家族を解散したいなと思っています。離婚という意味ではなく、子どもたちが巣立ったら泉はしたいことをすればいいと思うし、私は私で福祉の仕事をまっとうする。いざというときに支え合えればいいかなと。ただ、泉も一生懸命に頑張っています。そんな彼と一緒にいたことは人生において面白かったと、最後は思うんじゃないでしょうか」