くらし情報『さんま、泰造…朝ドラ出演の「芸人俳優」が持つ5つの役割』

さんま、泰造…朝ドラ出演の「芸人俳優」が持つ5つの役割

1人、笑いのパートを担い、ドラマのなかの『息の抜きどころ』になっていました。ただ彼が、NHKの拘束時間の長さから『早く殺してくれ』と訴えて、後半は出番が減ったんです」

そして、片岡鶴太郎、山田邦子といった人気芸人たちが続けざまに朝ドラに登場し、いくつかの「定番キャラ」を作り上げていった。田幸さんが、芸人俳優の主な“役割”のタイプを解説。

【1】ヒロインを見守り続ける“サポーター”役

「『チョッちゃん』(’87年)の片岡鶴太郎さんや、『純ちゃんの応援歌』(’88年)に出た笑福亭鶴瓶さんは恋の相手にはならないキャラに加えておどけた役を担い、この作品で全国区の人気になりました。この流れは、『カーネーション』(’11年)で、尾野真千子と丁々発止でやりあったほっしゃん。(現・星田英利)へ、さらには『あさが来た』(’15年)の、友近さんへ引き継がれていきます」

【2】ヒロインに厳しい“よき理解者”役

「口うるさく、型破りなヒロインをすぐに怒る厳しい女性を演じたのは、『あぐり』(’97年)

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