若い女の子に萌えない男子……。生物学的にはちょっとやばい感じもしますけど、これも時代の流れであればしょうがありません。
思えばその先駆者はフランスの作家、マルグリット・デュラスでした。彼女の恋人アンドレアはデュラスよりも38歳年下。38歳の年齢差、しかも女性の方が上です。アンドレアの母親よりもデュラスの方が年上なんですね。
私が瀬戸内寂聴先生と恋愛をしていると思ってください。私の母が83歳、先生が95歳ですので、まさにデュラスのパターンです!デュラスが死んだ後、アンドレアは引きこもり心を病みますが、それを助けたのは他でもない彼の母親でした。
2人の関係についてデュラスの死後、アンドレアが『デュラス、あなたは僕を(本当に)愛していたのですか。』という本を残しています。
けれども、フランス人というものは、愛に関して、本当に先駆者です。女性が母親くらいの年齢であろうと普通に恋が出来る、そういう妻を持つ大統領が生まれることも、愛に寛大なフランスだからこそ可能なのです。だから、私は恋愛大国フランスで生きているのかもしれませんね(笑)。