くらし情報『息子君、捻挫でSOS!』

息子君、捻挫でSOS!

ところが案の定、待合室で延々待たされることに。息子が「どこが救急なんだろう」と愚痴ります。「仕方ないんだよ、お医者がどこも足りないので」。深夜1時、しびれを切らせて受付に行くと「急な手術が入ってね、朝までかかる見込み、どうします?」と言い出す始末。朝までは無理です。諦めて出直すことになりました。ロンドン行きまで24時間しかありません。

結局、当初預ける予定だった日本人家族に事情を説明し、アレックスの両親に息子を委ねることに。
日本人家族は、奥様が妊娠中、もし何かあったらそれこそ迷惑をかけてしまう。アレックス一家ならばその点、気が楽です。勝手に飛んできて人の息子を病院に連れて行こうとするような人たちなんですから!(笑)私も生きていくためには働かないとなりません。ロンドンでの仕事をドタキャンすることは出来ない。しかし、ひとり親で全てを抱えてやっていくのも無理があります。生きていると近くにいる友人たちの協力が欠かせませんね。実はみんなそうやって生きているんです。私たち父子も世界の片隅でそうやって生きています。
きっとこれからも、こういうことの連続なのでしょうね。生きるってたいへん過ぎて、涙が出ますよ(笑)。

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