くらし情報『きっかけは外資系企業への就職…女性が「茶道」をビジネスに』

きっかけは外資系企業への就職…女性が「茶道」をビジネスに

お茶室の床の間には掛軸があって書道につながっているし、お花はもちろん華道。お香は香道、和食や和菓子、着物、焼き物、建築。茶道に足を踏み入れてくだされば、そこから日本の伝統文化の世界が広がっていくんです」

26歳のときに、5歳年上の自営業の男性と結婚。3年後に日本IBMを退社し、34歳で長女を出産。OL時代にはさまざまな習い事をして、「池坊華道教授」「日本紅茶協会認定講師」などの資格を取得。子育ての間も母親の茶道教室を手伝うかたわら、自宅で資格を生かして「おもてなし教室」も開いた。

転機は、’13年10月のこと。長女が中学生になるころ、竹田さんは「主婦の片手間ではなく、本格的なビジネスをしたい」と意欲をみなぎらせていた。
ちょうどそのとき友人から聞いたのが、海外型の創業補助金制度だった。事業計画を提出して採択されれば、補助金が出る。 

「ただ、提出の締切りまで2カ月しかなくて。周りからは、『来年にすれば』とか、『実績がないから無理だ』など反対の声ばかりでしたね」

しかし、竹田さんは寝る間も惜しんで事業計画を作り上げ、見事に採択される。

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