くらし情報『DV、一家離散…立憲民主党・池田まき議員が乗り越えた過去』

DV、一家離散…立憲民主党・池田まき議員が乗り越えた過去

どうしても入らせてくれないご家庭には、『消防のものです。点検させてください』と言って、消防の格好をして入ったこともあるくらいです」

“置いてきぼり”になっている人たちは、そこまでしないと救えない。しかし、立場が弱い人ほど、行政にたいして「それはおかしい」と言えない、と池田さんは言う。

「いまの日本は、命や暮らしの大部分が“自己責任”に委ねられていて、ひとつ足を踏み外せば誰もが社会的弱者になりえます」

第4次安倍内閣がスタートしたが、新人議員の池田さんは、どう切り込んでいくのか。

「命や暮らしを守ることは、与野党関係なく取り組むべき課題。私は“前例主義”は大嫌いなので、無理だと言われても、知的障害者の方が、『自宅で生活したい』『将来は福祉の仕事に就きたい』などとおっしゃれば、それを実現するためのサポートをしてきました。その後、社会で活躍し始めている方も。それが、地域活性や地方経済の底上げにもつながっていくんです。
いい実例を与党議員にも訴えていくことで、人を見捨てる社会を変えていきたいと思います」

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