くらし情報『累計15万部記念 もし坂本龍一が“もしそば”著者を取材したら』

累計15万部記念 もし坂本龍一が“もしそば”著者を取材したら

それを壊したい。それこそデリダの「脱構築」かもしれませんけど。 

坂本今のをフォローすると、デリダは前期、中期、後期とわけることができて、前期は「脱構築」という自分の理論をわりかし論理的に書いていたわけね。でも、自分の理論を自分が実践していないのはおかしいだろうと、中期は自分の理論を実践した文章を書いた。そしたら、非常に難解な文章ができあがった。後期になると今度は講演が中心になるんだけど。僕ができる忠告としては、よくわからない文章にはならないように、ということかな(笑)。 

菊池もっと一瞬で伝わって、楽しい書き方があるんじゃないか。
何かヒントはないかと思って、江戸時代の滑稽本を読んだりしていますね。 

坂本確かにもっと自由な、マニュアル的じゃないやり方というのはあると思う。神田くんは? 

神田僕はノンフィクションの単著を出します。“もしそば”でくだらないものを書いたので、今度はわりに真面目なものを。硬軟どちらもいけるというのを示したいですね。 

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
漫画家・脚本家募集LPバナー 上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.