累計15万部記念 もし坂本龍一が“もしそば”著者を取材したら
それを壊したい。それこそデリダの「脱構築」かもしれませんけど。
坂本今のをフォローすると、デリダは前期、中期、後期とわけることができて、前期は「脱構築」という自分の理論をわりかし論理的に書いていたわけね。でも、自分の理論を自分が実践していないのはおかしいだろうと、中期は自分の理論を実践した文章を書いた。そしたら、非常に難解な文章ができあがった。後期になると今度は講演が中心になるんだけど。僕ができる忠告としては、よくわからない文章にはならないように、ということかな(笑)。
菊池もっと一瞬で伝わって、楽しい書き方があるんじゃないか。
何かヒントはないかと思って、江戸時代の滑稽本を読んだりしていますね。
坂本確かにもっと自由な、マニュアル的じゃないやり方というのはあると思う。神田くんは?
神田僕はノンフィクションの単著を出します。“もしそば”でくだらないものを書いたので、今度はわりに真面目なものを。硬軟どちらもいけるというのを示したいですね。
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