2018年2月9日 06:00
CNN世論調査で話題 オプラ・ウィンフリーが抱える“過去の傷”
”ともいわれるオプラ。彼女はどのような人生を歩んできたのだろうか。
オプラが生まれたのは、’54年1月29日。黒人差別の激しかった、ミシシッピ州の貧しい農村に育った。出生時、母親のバーニタ・リー、父親のバーノン・ウィンフリーはともに10代。両親が未婚のまま、オプラは母に引き取られる。
「母親からの愛情は深くありませんでしたが、祖母からは“読み書き”を厳しく教えられたそうです。小1のときには、すでに小3の学力があったといわれるほどでした。
人前で話す能力にもたけ、12歳のとき、教会で聖書の教えについて1回スピーチをするたびに500ドルを稼いだといわれています」(在米ジャーナリスト)
そんな利発なオプラを苦しめたのは、劣悪な家庭環境だった。小西さんが語る。
「家には何人もの親戚の男性が出入りし、くりかえし彼女をレイプしました。残念ながら、当時の貧困層の黒人の家庭では、こうしたこともありえました」
オプラへの性的虐待は9歳から始まったが、母親は常に仕事をしており、娘に接する時間はなかった。