鈴木奈々も実践する「涙活」、ストレス発散効果高いと専門家
「愛媛県は気候が温暖で、海も山もある。お遍路の起点でもあるし、ストレスをオフにするための環境が整っていると思います。そして『グルーミング』といって、人と人とのおしゃべり、ふれあいや、自然の中で運動できる環境が多い。そういうものの組み合わせが総合的に備わっているのが愛媛県の強みといえるでしょう」
こう語るのは、今回の調査研究の顧問を務める、東邦大学名誉教授で、医学博士の有田秀穂さん(70)。有田さんによると「セロトニン」という脳内物質を活性化させることがストレス解消につながるという。
「セロトニンを活性されるのに効果的なのは“リズム運動”と“日光浴”です。リズム運動とは、ウオーキング、サイクリングや座禅、ヨガなどの呼吸法が挙げられます。さらに、歌を歌うこともリズム運動になります」
さらに、ストレスオフに効果があるとされるのが“スキンシップ”だと有田さんは語る。
「スキンシップは、脳に刺激を受けたストレスを緩和する脳内物質『オキシトシン』を分泌します。