2018年5月11日 16:00
萩原博子さん解説「うつ病で一時金…心の病をカバーする保険」
保険料は、45歳の女性が加入すると月3,231円です。また、心の病いは治療が長期に及ぶことも、不安が大きい要因です。病気ごとの入院期間を見ると、がんの入院は平均19.9日ですが、精神疾患は平均291.9日間と、突出した長さです(前同)」
こうした入院や自宅療養の期間は“働けないリスク”とされ、医療費もさることながら、生活費を心配する声があった。そこで、働けない時期の生活費を保障する『就業不能保険(所得補償保険)』が登場。保険金支給の対象となる働けない原因に、精神疾患を含むものも出てきた。
「チューリッヒ生命の『くらすプラス』は、ストレスによる胃潰瘍などの体の病気や、うつ病、統合失調症など心の病いで入院が60日を超えた場合、また、がん、脳卒中などの5大疾病による働けない状態が60日を超えた場合に、2つの保障があります。1つ目は、入院が60日を超え180日までの期間、入院日額5,000円が支給されます。2つ目は、入院や療養で働けない期間が60日を超えた場合に、毎月10万円が契約時に決めた期間、支給されます。
保険料は、45歳の女性が年金受け取りを5年間としたとき、月5,185円でした(保険料払い込みは60歳まで)」