2018年5月22日 00:00
小室哲哉 引退撤回せず「小室っぽいと言われるのが苦痛でした」
そして、どういう道があるのか。まだまだちゃんと決められてないんです。彼女のケアを含めて、今後どうしていくか……見守ってください」
この日、無事に退院した小室はファンからの応援の声も療養の励みになったという。本誌の直撃に短く答えて立ち去ろうとする彼に、最後の質問をぶつけた。
――応援の声に感謝されているとのことですが、“引退”を考え直すおつもりはないでしょうか。
すると小室は記者に向かってきっぱりと言った。
「まったくありません。僕は学歴もなく、よくも悪くも自己流で音楽をやってきたんです。
クラシック音楽のような作曲とかはできなくて、音楽のどこをどう切っても“小室哲哉”で。自分では最新鋭のことをやったつもりなのに、曲への評論として“小室っぽいね”と言われるのが、僕の中ではいちばんきつい。ある種、ほめていただいてはいるんですが、僕にとっては苦痛でした。それでもともと去年から身近な人たちには、音楽家としてけじめをつけて引退するということも含めて、いろいろ話していたんですよ。