2023年9月10日 08:11
突然の坂道で転んでしまった妊婦さん。何が起こったか分からないでいると……
妊娠初期のころ、傾斜道を歩いている途中に尻もちをついて転んでしまった私
いわゆる「安定期」に入った妊娠5ヶ月~6ヶ月あたりのことです。今でも温かい気持ちと感謝の気持ちを思い出す優しい出来事に出会いました。
初めての妊娠で、ひどいつわりに毎日苦しい思いでいた頃です。
その日は妊婦健診で病院に行くため、いつもの道を歩いていました。
ほんの少しの傾斜地だったのですが、貧血気味で立ち眩みがしたのか突然目の前が真っ白になり、その場にお尻から倒れてしまいました。
とっさにおなかをかばいましたが、何が起きたか分からず呆然……。
呆然としていると車に乗った男性がすぐに助けてくれて……
ちょうどそのとき、そばを通りすぎて行った車が私のところまで戻ってきてくれて、男性が運転席から降りると「大丈夫ですか」と私を抱え起こしてくれました。
急いでいたようで、その方はそのまますぐ車を発進して去ってしまい、私もなんだか恥ずかしい気持ちでお礼をやっと一言伝えただけ。
その男性の顔はほとんど覚えていませんが、私と娘を守ってくれたと感謝の気持ちでいます。
その後の健診で脳貧血と診断されました。
対処法はなく、目の前が真っ白になりそうな時はしゃがむというアドバイスをもらい毎日をやり過ごしていました。