2023年10月28日 13:16
夏井いつき先生も絶賛! プロ顔負けの子どもたちの俳句にじ~んと来た…… 第三十四回「伊藤園お〜いお茶新俳句大賞」
「テレワーク父の背中と牡丹雪」
応募総数487,964句の中から受賞。
コロナ禍中、新たな新常識となったテレワーク。父親が初めてテレワーク業務となった冬休みのとある日、窓の外に見えたひらひらと舞う牡丹雪を表現した本作品。父の頼もしく強い背中と、牡丹雪の切なさの対比が印象的でした。
「高校生の部」大賞/中島 広太さん 15歳
「冬に飽き潮の匂いを嗅ぎに来た」
応募総数789,006句の中から受賞。
嫌なことが続いてしまった冬。この時期を抜けた前向きな気持ちになりたいという思いから、冬を通り過ぎ夏を感じさせる海の香りに触れに来た瞬間を詠んだとのこと。
「一般の部A(40歳未満)」大賞/臼倉 智美さん 32歳
「ぽんかんに種ことばにはしない夢」
応募総数42,565句の中から受賞。
「ぽんかんに種があるように、自身にもそっと育てたい夢がある。そんな強くしたたかな想いをうまく表現した作品だ」と安西篤氏。
「一般の部B(40歳以上)」大賞/平野ケプラー晶子さん 58歳
「真つ直ぐで幸せさうな聖樹買ふ」
応募総数83,109句の中から受賞。
「一般の部B(40歳未満)」大賞受賞作品は、なんとドイツからの応募! ドイツはクリスマスを迎えるときに、生のモミの木を買うんだそう。