「2歳の我が子の欲しいものが全然わからない!」夫婦で悩みに悩んだクリスマスプレゼント
で分けられていたり、混合になったりしていました。そして売り場を自由に飛び回っている男の子も女の子も、性別を気にすることなく、自由に自分の好みで決めている様子。「男の子といえばこう」「女の子といえばこう」と決めつけられていなくて、いいなあと思いました。
私たちの世代は「女の子といったらこれ」みたいなものが多く、私も自分の親から「女の子なのだからこの色にしなさい」「それは男の子用で、あなた向けじゃないよ」と言われて育ち、もっと自由に選べたら……と思うことが多々あったからです。
しかし、無限に選べるということは、何を選べばいいかのとっかかりがなく、それはそれで途方に暮れてしまいました。さらに、今まで自分が性別によって無意識のうちに子どものものを選んでいたことに直面し、ふーみんに対して窮屈で古い価値観を押し付けてしまうのではないか、と考え込んでしまったのです。
そうして気づいたのは、「ふーみんがどう思うかは現時点ではわからない」ということ。それなら、自分たちは「わかっていないこと」を自覚した上で贈り物を選ぼうと決めました。
一番危ういのは「自分は我が子を100%理解できている」と思い込むことだと思います。