「激安の学習塾を作ろう」笑い飯・哲夫さんが子どもたちのため開いた居場所/インタビュー
「寺子屋こやや」はどんなスタイルの学び舎なのでしょうか?
哲夫一般的な塾のように、集団で決まった時間に授業をしているわけではありません。授業や宿題などでわからないところを、その場にいる大人に聞いて個別に理解していくというスタイルの学び舎です。生徒一人ひとりが苦手な科目を克服する場、と思ってもらえたら想像しやすいと思います。
「あんたはもともと賢い子やのに、なんで勉強せぇへんの?」
「子どもの頃は勉強なんて嫌いでした(笑)」
哲夫僕自身も小~中学生のころ、学校が終わってから近所のおばあちゃん先生に月3,000円で勉強を教えてもらっていました。そこでは家族や学校以外の大人に叱られたり、褒められたりという、貴重な経験をしました。
——哲夫さんは子どものころ、勉強が好きでしたか?
哲夫嫌いでした(笑)。あるとき、おばあちゃん先生に「あんたはもともと賢い子やのに、なんで勉強せぇへんの?」と言われました。そのときは「だって勉強嫌いやもん」と答えたことを覚えています。
勉強をするようになったのは中学に入ってからですね。どうしても高校でサッカーの強豪校に進学したくて、そこからスイッチが入り、猛勉強しました。