母親は11歳の時に他界、父親とは14歳で解散。麒麟・田村裕が子どもの気持ちに寄り添いまくる理由
どうしてもわからないと言われたら、押し付けるのはやめて、また話し合おうと言って保留します。
長女に叱ったことを保留中に、次女が同じことをして客観視が出来るチャンスが巡ってきて、そばで見ていて嫌な気持ちになったから自分もやめると話がまとまることもありました。こんな流れです。
(元気いっぱいな田村家の三姉弟/提供写真)
「『お前』って言わない方が良いと言われるけど、なぜダメなのか自分の感情をコントロールするのが難しい。『お前』と言われたら言い返してしまう」と長女。僕は、そういう言葉を使うと自分の価値が下がるから言わない方が良い、相手が使っていたらなおさら同じレベルに降りて戦わない方が良いと言ったのですが、意味がわからないと言われて保留しました。その後、次女が「お前、お前」と言っていたので、それを言われた長女にどう思ったか聞いたら、良い気持ちにはならないと。自分の価値が下がるって意味が少しわかったかもと言って、むやみには言わなくなりました。
たまには言うてます。そういう逞しさもほしいので、それには目を瞑っています。「お前」の無駄遣いは無くなりました。
子供の時の自分が、どんな気持ちでそういう言葉を使っていたかをイメージすると、子供が理解しやすい言い方や接し方が見つかります。