猫耳カチューシャ程度でハロウィンって言っていいの? 気後れしていたけどスーパーに行ってみたら……
が、私の中には、未だ疑問がいっぱいの状態……。
「このカチューシャで仮装するなら、他に何を揃えるといいんだろう?」
「どこまで揃えたら、ハロウィンの衣装としてOKなのかな?」
「そもそもこれをつけていく場所などあるのだろうか?」
カチューシャをつけていく場所は、案外近くにありました。そう、カチューシャを買ったスーパーです。素敵なものを手に入れると、すぐにつけて出かけたくなる娘は「猫耳カチューシャをつけてスーパーに買い物にいく」といって譲りません。
ふーみんはとてもご機嫌ですが、「猫耳カチューシャだけつけて歩くの?大丈夫?なんか変じゃない?」と心配な私。
でもスーパーに入った途端、お店の人が「仮装してきてくれたんですね~!」とニコニコ話しかけてくれ、「仮装してくれてきたお子さんにはお菓子を配っているのでどうぞ♪」とお菓子をふーみんに手渡してくれました。
その時、私は改めて店内を眺めて驚きました。
気合いの入ったプリンセスドレスの子から、魔女の帽子をかぶった普段着の子ども、自分で作ったと思われるビニールマントをつけた子ども……みんな笑顔でどこか得意げな顔をしています。
さらに大人たちもみんなニコニコしているではありませんか。