今日の1杯目のビールのために命を懸ける。松岡昌宏が語る目標をもたない生き方
俺の場合は「おつかれさまでした。撤収!」という言葉を聞くことかな……?
――佐良のモチベーションは何だと思いますか?
松岡斎藤(戸塚祥太)の謎の死をどうやって解決してやろうかってところにとり憑かれた男だからね。それがなかったら、ここまでしないでしょ。
――忙しいときやキツいとき、どうやって気持ちをコントロールしているんですか?
松岡落ちたとき、無理して上がろうとしない。落ちているときは落ちる。それでいいと思ってます。
――そうすれば、そのうち自然と上がる?
松岡今まではそうだったね。それが上がってこなくなったら終わりだね。
そんなもんだよ。
――松岡さんの言葉の端々からは、どこか執着のなさが感じられます。そうした考え方、生き方は若い頃から?
松岡10代の頃からですね。それは誰よりも濃い生活をしているからじゃないかな?一般の方がされている生活の100倍くらいのスピードで動いてるから、(ひとつひとつに執着してしまうと)時間がないよね。
――そんな松岡さんが「これだけは譲れない!」と執着するものはあるんでしょうか?
松岡今日の1杯目のビールがどれだけうまく飲めるのかってところに命懸けてるね。