2022年11月18日 18:00
リリースのたびに広がる表現の幅 SUPER★DRAGON 飯島颯・田中洸希・松村和哉 インタビュー
書いてしまえば、その通りに歌えばいい、という。
――もうその感情が降りてくる?
松村そうですね。自分が書いたことなので、どんな感情で書いたのか、刻み込まれているので。魂を呼び覚まして歌ってます。田中すげぇ、かっこいい(笑)。
――書く曲が増えていくにつれて、自分の感情に深みが増していくようなところはあるのでしょうか。
松村結局、一度は自分と向き合わないといけないな、というところにはたどり着きますね。近道しないように。
近道をしようと思うほど、一旦遠回りするのが大事なんだな、と思いながら書いています。自分の過去や経験を振り返ってみて、という時間が大事ですね。
――ちなみに、歌詞を書くときはデジタル派かアナログ派か、決まっているんですか?
松村思いついてものをパッと書くときはスマホなんですけど、リリースのために歌詞を書くときは一度、紙で書きます。
スマホって書いて、これは違うなと思ったら、すぐに消すじゃないですか。紙は、例えば左端から書き始めて、別のアイディアをまた書いて、飽きちゃったらすみっこに猫の絵を描いたり(笑)。そういうアイディアがデリートされないんですよね。スマホで書くのって、デリート連続だし、なんなら消すことがメインになってるっていう。