2023年12月23日 10:00
岸谷香×永井真理子『岸谷香感謝祭2024』対談 “あのラジオが流れていた頃の青春が蘇ってくる”みたいな気持ち
ドキドキしちゃって、挨拶もうまくできなかった。
岸谷えー、なんで?同い年でしょう。
永井いやいやいや、先輩です。だって1年、プリプリのほうがデビューも早かったしね。で、鏡越しに見ていると、「なんだか、テレビを観ているみたいだぞ」って、「ダイアモンドだね~♪」ってつい口ずさみそうになって、ダメだ、今は本人がいるぞって(笑)。
岸谷真理ちゃんはヨーグルトのCMやってたでしょ。
永井やってた(笑)。
岸谷そういうのを断片的に覚えているんだよね。
――80年代末から90年代前半には、それぞれ大きなムーブメントを体験された共通点もあります。“ガールポップ”という言葉も生まれました。当時のそうした流れをどう感じていましたか?
岸谷“ガールポップ”という言葉は強烈に覚えていますね。私たちはバンドだったから、その“ガールポップ”の仲間に入っていたのか、入れてもらってなかったのか、ちょっとイメージはわからないんだけど、真理ちゃんとか、あと、千里ちゃん(森高千里さん)とか、谷村有美ちゃんとか、女性アーティストがたくさん出てきた時代でもあったよね。
永井そうだね。わりとソロの人が多かったのかな。