世界の映画祭が参加するデジタル映画祭「We Are One: A Global Film Festival」 東京国際映画祭のプログラムが決定
3.長編作品
『勝手にふるえてろ』2018年作品、117分、大九明子監督)
(c)2017 『勝手にふるえてろ』作委員会
芥川賞作家・綿矢りさによる同名小説の映画化で、恋愛経験のない主人公のOLがふたつの恋に悩み暴走する様を、松岡茉優の映画初主演で描くコメディ。2017年東京国際映画祭コンペティション部門で上映、観客賞を受賞。
『アイスと雨音』(2018年作品、74分、松居大悟監督)
(c)『アイスと雨音』製作委員会
ある小さな村での初舞台に向けて稽古に励んでいたが、突如舞台の中止を告げられてしまう6人の少年少女たち。現実と虚構、映画と演劇の狭間でもがきながら生きる若者たちの姿を、74分ワンカットで描いた意欲作。2017年東京国際映画祭の日本映画スプラッシュ部門で上映。
■矢田部吉彦コメント:
高い志を掲げる「We Are One: A Global Film Festival」に参加できることを光栄に感じ、不自由を強いられている世界の人々に、映画を見る喜びを通じて少しでも開放感を味わってもらえる作品を選ぼうと試みました。ユニークなアニメーションや、勢いに乗る気鋭の映画監督たちによる刺激的な作品を、世界の映画ファンに楽しんでもらうことを意図しています。