もう子供じゃない、でも大人でもない19歳のふたりだからできる演奏がここに! さくらしめじ配信ライブレポート
に収録されている「みちくさこうしんきょく」。さくらしめじの王道、悩んで回り道をしても、横道にそれてしまっても、目指した未来に進んでいこうという人生応援ソング。しかしふたりの表現力がどんどん伸びてきているため、曲自体も成長し、説得力が増している気がする。
「さあ、キャンプの会場に来ているみんな、歌おう!」と煽る雅功、「こうしてみんなで歌ってる瞬間を、辛いときほど思い出してください!」と彪我。突然のウィルスでいろんなものが厳しく、キツい状況になっている今、回り道も横道もいつもよりきっと多い。でもひと休みをはさんで、すべて楽しむ覚悟で歩けば、きっとたどり着ける未来があるはず──そんな気持ちでモニターを見つめていたら、いつのまにか曲の終わりに。そして万感の思いを込めたであろう、ふたりのシンプルな挨拶が。「ありがとうございましたー!」「さくらしめじの田中雅功と」「高田彪我でした」「みんなまた会いましょう、ばいばーい!」。
エンディングのムービーは、キャンプ場で楽しむふたり。火を熾す彪我。コーヒーをひく雅功。雨の中で歩くふたり。そして手書きのメッセージ。「少しの勇気で、みんなとすすめるんだ。だから、また会おう」