音楽好きなら、Kroiと遊ぼう【キキミミ #1 Kroi(後編)】
だからライブの時は声色を変えようとかは考えてないですね。
グルーヴの源となるマインド
――長谷部さんのギターにもカッティングでリズムを担う瞬間と食らい付くようなテンションのギターソロの二面性を感じさせてくれました。あんなにも顔で弾く方だったとは…。
長谷部両方好きなんですよね。リズムに徹する方向性で大好きなギタリストもいるし、顔で弾いちゃうギタリストも大好きなので、両方やっちゃおうと。
――歯ギター(ギターを指やピックではなく歯で弾くこと)まで飛び出すとは!と驚きました。
長谷部たまに不安になります。伝わってないんじゃないかと(笑)。
――千葉さんはバッキングのリズムの軽快さが凄く心地良かった事に加え、個人的には70年代プログレとかゴダイゴのミッキー吉野さんとか大好きで、それを思わせるMoogシンセを令和のバンドがこんなにフィーチャーする事ある!?っていう衝撃が。
千葉シンセの音は渋いの使ってますね。
内田今、誰も使ってない音使ってるねってよく言われてるよね(笑)。
関めっちゃ言われてる。
千葉そうですよね…今もっとシンセっていい音出ますもんね。
全員(爆笑)。
――Moog的な音色とかクラビネットとか、ああ言った渋い音は自分が好きで使っているのか、それともバンドとしての意図なんですか?
千葉元々ハイファイな音はあんまりKroiの曲には合わないのかなって。