2022年1月31日 19:15
福山雅治、無観客生配信ライブ『裸の音』オフィシャルレポ到着「音楽の役目、役割はどんな時でもある」
と、満たされた表情を浮かべていた。手拍子の音は自然に大きくなっていき、思わず立ち上がり身体を揺らすスタッフの姿も多数。そこにいる誰もが立場の垣根無く音楽を介して心を通わせ合い、ライブを心から楽しんでいる幸福な情景だった。
「ライブがどんな形になったとしても、これを仕事として生きているメンバーの皆さんもスタッフの皆さんも含め、我々の仕事を見て“やっぱり音楽の役目、役割ってどんな時でもあるんだな”と感じていただけたら、僕がやりたかったことが届いたと言えるのではないか」と締め括り、8時間半に及ぶチャレンジングな配信ライブ『裸の音』を届け終えた。コロナ禍の時代が3年目に突入した2022年。配信ライブという形でも画面の向こう側にいるファンに想いを伝えるのは可能だということ。歓声を求めることはできない有観客ライブでも、エモーションは届くし互いに繋がれるということ。そういった、コロナの状況下で積み重ねてきた模索と実感を携えて、福山は今回、また新たな形でファンの心を揺さぶるライブエンターテインメントを提示した。
スタッフを含めライブに携わる全員が音楽を楽しむ姿、現場の熱量をドキュメンタリーとしてありのまま見せることは、「ライブは不要不急ではない」