2022年1月31日 19:15
福山雅治、無観客生配信ライブ『裸の音』オフィシャルレポ到着「音楽の役目、役割はどんな時でもある」
である。
メンバーを送り出した後、一人残ってダブルアンコールを行ったのは予定外の出来事だった。「『裸の音』って言ってるんだから、弾き語りがないとダメでしょ?と」と微笑んだ福山。代々木競技場第一体育館は「思い出深い場所」だと語り、この会場でライブをすることが「デビュー当時の夢」であったと回想。念願の初公演は、奇しくも音楽活動休止中の1996年12月にファンクラブ限定ライブとして叶うこととなった。
当時の心境を「『こんなにたくさんの方が待ってくださってる。音楽やんなきゃ、活動再開しなきゃ』という原動力になったんですよね。本当にありがとうございました」と振り返り、‘98年の再始動に繋がったと明かした。
「もう一つの僕の始まりの歌と言っていいと思います」との紹介から、アコースティックギターの弾き語りで披露したのは12thシングル「Heart」。スタッフの手拍子に乗せ、軽やかなステップを踏み心底楽しそうに歌い奏でた。
「やっぱり皆音楽人で、音楽に携わっているから、リズム良いね!」とスタッフのビート感を絶賛。スタッフの手拍子を伴奏に歌う初めての経験だと感慨深そうに述べながら、「いいですね。“一緒につくってる”という感じがすごくしました」