超能力戦士ドリアンインタビュー「『おおぞらクルージング』は自分たちで聴いても作った意味のある盤になった」
時代の流れとして単曲を配信でリリースするほうがいいんじゃないか、盤で出す意味はないんじゃないか、とか。でもいろいろな人に「今年は勝負の年だね」って言われ続けていたし、こうやって取材とかをしてもらう上でも盤を出すっていう理由というか意味はあるよなということになりまして。それで、3人の総意としてリリース自体をやっと決められたんです。2年かかっちゃったんですけど、結果、自分たちで聴いても作った意味のある盤になったなと思います。テーマも曲調も幅をちゃんと持たせられたし、ライブでどうするかというのも考えたし、どういうタイトルだったら引っかかりやすいかなとかも考えられたし。これが広まるかどうかは運の部分もありますけど、下準備をしっかりできたから、仮に伸びなくても「運が悪かったな」って思えるぐらいやることをしっかりやれた。後悔の残らない盤になりました。
――おーちくんは今作、どうですか?
おーちくん僕らの曲作りって、やっさんが原案や歌詞を書いて、けつぷりさんが打ち込みとかもやってくれて曲を作っていくんですけど、そういう能力もバンドの勢いと一緒で今がいちばん最高に達してるのかなっていう感じが歌っていてもするんです。