小林私主催『小林私の五日間』オフィシャルライブレポート 果たして『小林私の五日間』とは何だったのか?
の終演後に発表された通り、実はvol.1以前の2月7日、すでに開催されていた。それは無観客ライブを映像化するというスタイルをとっていたのだ。「vol.0」開催に向けての小林のステートメントは下記の通りである。
例えば諸君が悪の組織に入るとして、あるいは強さで序列が決まる魔法学園の生徒だとして、ないしは真相が闇に包まれた秘密結社の会員であるとして、諸君一人一人に何らかの番号が振られるとしよう。
そしてその番号を自ら決めていいとしたら、俺なら迷わず0を選ぶ。0とはそれだけの引力を持つ。
「小林私の五日間 vol.0」
タイトルは無く、ただナンバーがあるだけ。小林私を含む3人の演者がステージに上がる。
事前に言えるのはそのくらいだ。
では既に記録された映像「vol.0」を実際に見てみよう。なお、構成や演出はお馴染みもののけによるものだ。
一番手は小林私。「自分はコロナ禍アーティストというか、デビューから1年半ぐらい、配信ライブをやっていた。お客さんがいたらいたで、ここ俺の居場所じゃないなと思うけど、いないならいないで、孤独だなと思う。ま、曲やるか」と、弾き語りで「線・辺・点」を披露。