2021年10月8日 18:30
TETSUYA『STEALTH』インタビュー 10年ぶりのソロ・アルバムで魅せた“影”が照らす光
できなかったことがどんどんできるようになってきた、というのはあると思います。
――では、新曲群について詳しくお聞きしていきます。1曲目の「REGRET」はいつ頃生まれた曲なのですか?
TETSUYAたしか3年前ぐらいにはあったと思いますね。
――シリアスな歌詞の世界観ですけども、いつ頃、どのような心情を投影して書かれたのでしょうか?
TETSUYAレコーディング自体は今年に入ってからで、歌詞は、オケの録音が終わってから、歌入れの直前に書きました。僕は曲を先につくるので、曲を聴きながら譜割にきっちりと当てはめられる言葉を見つけていく中で、テーマ的なものがだんだん浮かび上がってきて。それが、“後悔する人の気持ち”だったんです。予め「こうなってしまう」と分かっていても止められない、引き返せないことってあるじゃないですか?そういうモヤモヤした、イヤ~な気持ちを書こう、と思って。――そういう気持ちに向き合ってみよう、となぜ思われたのですか?
TETSUYA向き合うというか、人類ってその繰り返しかな?と思っていて。
地球の環境を破壊したら自分たちに返ってくるのは分かっているけど、止まらない。