くらし情報『永井真理子インタビュー「やらなければいけないと思ったのは、新しい曲を作るということ」』

永井真理子インタビュー「やらなければいけないと思ったのは、新しい曲を作るということ」

っていう結論になるんです。それはそうですよね。

――まあ、そうですね。

あとは、忙しくなりすぎて、自分の時間がどんどんなくなっていったんです。新しいことをしたいっていう思いはあるんですけど、まったくやれない――酸素が足りない感じになっちゃったんです。気持ちだけが膨らんでいって、それを解放する道のすべてが閉ざされていくような感じがしました。それでどんどん不安になっていくんですよ。これでいいのかな?とか。
もっといろいろ間違ったりしてもいいから、そのときの自分に必要なものを見つけていかなくちゃいけないんじゃないかな?って。もしこのまま忙しいだけで時間が過ぎていけば、すぐに自分の気持ちが終わってしまうんじゃないかなって思っていました。その頃に私が書いた歌詞は理想と現実が噛み合わない葛藤を綴ったものが多いと思いますよ(笑)。

――「23歳」(1990年)なんかはその際たるものですよね。

はい。

――そうやって自分の苦しさを歌詞にしていくことで、それは解消されていったんですか?
逆に自分の思いが明確になっていったので、さらに自分のやりたい方へ気持ちはシフトしていきました。

永井真理子インタビュー「やらなければいけないと思ったのは、新しい曲を作るということ」


――なるほど。

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