くらし情報『永井真理子インタビュー「やらなければいけないと思ったのは、新しい曲を作るということ」』

永井真理子インタビュー「やらなければいけないと思ったのは、新しい曲を作るということ」

そのためのスタッフさんが集まってくれましたし。

――当時の反応としてはどうだったんですか?

やはりファンの方からも「ちょっと違うんじゃないか」っていうような反応はありましたし、これまでのチームからもいろいろと陰で言われたりっていうことはありました。「あの子言うこと聞かなくなっちゃったね」って。違うんだけどな……って私としては思いながら。それでも自分の気持ちに忠実にやるということが一番なんだと信じていました。

ようやくいろんなものをきちんと抱きしめられるようになった

永井真理子インタビュー「やらなければいけないと思ったのは、新しい曲を作るということ」


――ここで少し話は飛ぶんですけど、10年間のオーストラリアでの生活の後、日本に戻って来られてデビュー30周年のタイミングである2017年にミニアルバム『Life is beautiful』を発表し、ライブも行いました。以降、新しい作品をリリースしながら、セルフカバーという形で過去のご自身の楽曲をリアレンジして発表されています。まずは、セルフカバーをしようと思ったきっかけは何ですか?

新しい曲を作って発表していくっていうことが私のやりたいことの根本にはあるんです。
それとライブですよね。で、ライブのセットリストには当然過去の楽曲も入ってくるわけですけど、そうすると今の私の気持ちに寄り添った今の音楽のアレンジが必要になってくるんです。

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