くらし情報『映画『ミッシング』ティーチイン付き上映会レポート 森優作が』

映画『ミッシング』ティーチイン付き上映会レポート 森優作が

と脚本作りの過程を説明。さらに、自身も姉がいるという田は「俺も空気の読めない子だった。で、友達があまりいない、アッパーで、ひとりで喋ってひとりで走っているような子だったので。姉ちゃんに睨まれないようにしながら生きてきたので、自分の中の実体験がちょっと入ってたかな、と思う」と前置きしつつ、「家族の再生というか、家族が辛い目に合った時に、どういう風に踏み出していくのか。血が繋がっている姉弟の再生みたいなものを描きたいな、というのが軸になってましたね」と本作のもうひとつの「軸」についても語った。

続いては、「沙織里の夫の豊(青木崇高)と圭吾が車の修理工場で沈黙しているシーンで、ふたりが黙っている“間の長さ”に監督の意地悪さを感じ、印象的でした。あの間の長さはどういう発想から生まれたのでしょうか?そして、森さんは、その気まずいシーンをどういう感情で演じられていらっしゃったのでしょうか?」 との質問。

まず”間の長さ”について田は、「台本には“異常に長い間”と書いたんだけど、僕は、登場人物全員を“良い人”には描かないんです。
俺もそういう性格のところがあるんですけど、いい人のフリをして相手へのストレスをぶつける、というか。

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