reGretGirl×Laughing Hick 親和性の高い両者が、素晴らしき化学反応を起こした夜『Grasshopper vol.25』ライブレポート
をプレイし、会場はまさしく最高潮へ。観客の声援と拍手に背中を押されながら平部も声を振り絞り、「ガチンコツーマンやと思ってるから、アンコールはやりません」と宣言し、ラストナンバーとして選んだのは「ホワイトアウト」。ド頭からとんでもないシンガロングが起こり、気持ちを受け取った3人はアグレッシブに攻め立てる灼熱のステージング。感情を止めどなく溢れさせながら歌い叫び、リズムワークも抜群。最高のフィナーレを飾ってくれた。
シーンの先頭集団に甘んじることなく最前線へ駆け抜けていこうとしているreGretGirl、10月からスタートするワンマンツアーも東名阪はすでにソールドさせ、まさしくネクストブレイク筆頭なLaughing Hick。次世代バンドのショーケース的な、いつもの『Grasshopper』とは少し趣向が異なっていたが、ありそうでなかったツーマンであり、新たな発見が生まれた夜になったことは間違いない。加えて、こういった秀逸なツーマンを提示した『Grasshopper』が今後どういったアーティストを注目していくのか、そちらにもより興味が深まった夜となった。
<公演情報>
『Grasshopper vol.25 supported by チケットぴあ』
2024年8月2日(金)