2021年12月13日 07:00
前田拳太郎が兄みたいと慕う木村昴とのエピソードを語る「アフレコ現場では容赦ない」
撮影:冨永智子
12月17日(金)から公開される『仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ』は、仮面ライダー生誕50周年を記念した劇場作品。
現在放送中の『仮面ライダーリバイス』(テレビ朝日系)と前シリーズ『仮面ライダーセイバー』(同)の共演をメインに、仮面ライダー誕生の過去を紐解き、50年先の未来の姿を映し示しながら、仮面ライダーたちが平和を取り戻す姿を描いている。
古田新太ら豪華ゲストの出演や、藤岡弘、の息子・藤岡真威人が仮面ライダー1号/本郷猛を演じることでも話題を呼んでいる本作で、主演をつとめるのは前田拳太郎。前田が演じる『仮面ライダーリバイス』の主人公・五十嵐一輝は、家族を守るために悪魔のバイス(声:木村昴)と契約して仮面ライダーに変身する力を手に入れる。そして、お調子者のバイスに振り回されながらも少しずつ絆を深め、共に戦っていく。
2021年4月の俳優デビュー後、早々に『仮面ライダーリバイス』で一輝役を射止めた彼に、仮面ライダーシリーズへの思いやテレビシリーズの話題を交えながら、本作の見どころを語ってもらった。
仮面ライダーの歴史を未来に託していく責任感
――『仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ』は仮面ライダーのルーツを辿るような作品ですが、50年の歴史を背負うことに対する思いはありますか?
前田今回の劇場版は1971年の仮面ライダー誕生から僕たちの世代、そして誕生から100年先の未来を描いたストーリーになっています。