2021年12月13日 07:00
前田拳太郎が兄みたいと慕う木村昴とのエピソードを語る「アフレコ現場では容赦ない」
役者としてストイックに学ぶためにも、『仮面ライダー』に絶対出たかった
――芸能界デビューされる際に仮面ライダーへの出演を目標にしていたのは、やはり天道の存在が大きかったんでしょうか?
前田やっぱり子供の頃に憧れたヒーローになりたい、という思いはありました。それに加えて、仮面ライダーの現場は演技について1年間みっちり学べる場所というイメージがあって。役者になる上で自分のスキルを磨くためにも、絶対に出たいという気持ちでした。
――先を見据えて考えていたんですね。
前田同年代の人の多くが、もっと前から役者としての経験を積んできていると思うんです。そんな中で自分が戦っていかなきゃいけない。それならば、やっぱりストイックにやらせてくれる場所で学びたいと思いました。
――空手歴15年というプロフィールからも、前田さんのストイックさを感じます。
前田やるって決めたことひとつしかできないタイプなんです。いろんなことを同時進行でやっていくのが苦手なので、今は仮面ライダー1本に注力しています!だから、生活のすべてが『仮面ライダーリバイス』です(笑)。
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――『仮面ライダーカブト』も兄妹が出てくるお話というところに『仮面ライダーリバイス』との共通点がありますが、出演が決まったときのご家族など周りからの反応はいかがでしたか?
前田家族はもちろん喜んでくれましたし、ネットニュースが流れ始めた頃に、友達からもたくさん連絡がきました。