2022年8月24日 07:00
阿部寛×内田英治が語る若手世代とのコミュニケーション術「環境や時代の変化は考え方ひとつでどうにでもなる」
年をとると、どんどん意固地になるもの。自分のやり方に固執し、時代や環境の変化に取り残され、いつしかお払い箱になる。今までの自分の人生は何だったのだろうと悩む人も少なくない。
8月26日(金) 公開の映画『異動辞令は音楽隊!』の主人公・成瀬司もその1人だ。30年間、現場一筋でやってきた鬼刑事が、ある日突然警察音楽隊に異動に。自分の居場所はここじゃない。輝かしい過去の栄光が忘れられない。未知の環境で成瀬はもがき、くすぶり続ける。
けれど、そこで成瀬は終わらない。世代も価値観も異なる音楽隊の仲間とふれ合うことで、少しずつ新しい自分に生まれ変わっていく。50歳を過ぎてなお変わろうとする成瀬の姿は、きっと多くの人の心を打つだろう。
そこで今回は、主人公・成瀬司を演じた阿部寛と、監督の内田英治に、変化とどう向き合うか、世代の違う人たちとどう接するかについて語ってもらった。2人は共に50代。でもそのマインドは柔軟で瑞々しい。第一線を走り続けるトップランナーの姿勢から、きっと何かを学べるはずだ。
苦手なことをやるのはワクワクする
――主演・阿部寛さん、監督は内田英治さん。
誰もが観たいと思う組み合わせが実現しました。