高橋優インタビュー/主催フェス開催間近「一緒に楽しい時間にしようっていう意味がどんどん深くなっていっている」
もちろん枠組みや細かい次元での制限はあったりするんですけど、それによってがんじがらめにされるとか、そういうことはないですね。もしかしたら、幸い、なのかもしれませんが。ちなみに、タイアップのお話をいただいて、曲を書いて聴いていただいて、意見をいただくのは僕としてはワクワクする部分もあるんですよね。これに対してどんな感想を抱いてくれるんだろう?って。そこはだから純粋だし、クリエーターとしての意地もありますよね。これしか作れません、ではなくて、こうきたらこうもできますよっていう具合に。
――新曲「現下の喝采」の場合も、資料によりますと番組との打ち合わせがまずあって、そこから創作がスタートしたと。
そうですね。
『Oha!4 NEWS LIVE』(日テレ系)のスタッフさんの中に高橋優を推している人たちがいるっていうのを聞いて、打ち合わせの8割はそれを伝えてもらうだけの感じでした(笑)。あくまで僕の体感的には。
――それは気持ちがいいですね(笑)。そこから高橋さんのなかではどんなスイッチが入って創作モードに突入していったんでしょうか?
例えばですけど、誰しも仕事を始めたフレッシュな頃は、ひとつひとつに手応えを感じていたはずなんですよ。