高橋優インタビュー/主催フェス開催間近「一緒に楽しい時間にしようっていう意味がどんどん深くなっていっている」
お、今日はこれができた!って。でも、だんだん自分のやってることに慣れてきちゃうと、自分がクリアしていったことが当たり前になっていってしまうんですよね。昔は大成功だと思ってたことが、今じゃ普通、みたいな。そうすると、もっともっとすごいことしなきゃ大成功とはとても呼べなくなってきて、しまいにそれがどうでもよくなってくるというか。いやいや、そうじゃなかったでしょと。大したことないって今思ってるこれって、実はすごいことだよって。なんかそういうことを考えながらツアーを回っていた感じと、『Oha!4』のスタッフさんが毎朝早くからスタジオに入って毎日ニュースを伝えている感じが、うまいことリンクして、楽曲のテーマが見えてきたんですよね。だって、そもそもの話をすれば、人間誰しも立ち上がっただけでお父さんとかお母さんから手を叩かれて喜ばれたんですから(笑)。
字を書けただけでどれだけすごいって褒められたか。だんだんそれが当たり前になっていってしまう。それはそうなんですけど、でもそれを人間関係で捉えたら、例えば人から嫌なことを言われて、言い返してやろうかと思ったけど、そこをグッと堪えて何事もなかったように流した。