ウルフルズ約2年ぶりホールツアー ファイナル公演オフィシャルレポート「永遠にこんなツアーが続くようにこれからもがんばります」
を「今夜は酒田を離さないぜ」と歌われた時、観客の熱狂度と興奮度は凄まじいものがあった。これは極めて重要な事なので先に書いておくが、兎にも角にも「おらが街にウルフルズがやって来た!!」ムードが想像以上に凄まじかった。先に訪れた京都は都市部であり、どちらかというとウルフルズファン・ロックファンが多く見受けられた。だが、酒田は大半が地元市民であり、それも老若男女問わない。如何にウルフルズが、トータス松本が、お茶の間の全国区的存在であり、認知度が高い事が誠によくわかった。「よくぞ酒田に来てくれた!」という大歓迎モードであり、観客席後方から観ていても多幸感しか溢れていなかった。16時30分開演という早い時間から大満杯の会館というのは素晴らしすぎる。
さて改めて、ライブでの立ち位置についても書くと、舞台前方に横一列で下手からサンコン・トータス・ジョンBときて、一段高い後方に桜井と小杉が並ぶ。
美術セットはツアー前半からSNSでも写真が掲載されていたが、2002年のツアー『ツーツーウラウラ』と同じくウルフルズとデザインされた電飾美術セットが色鮮やかに光りまくる。色々な色に光り輝くウルフルズの電飾を眺めているだけで、当たり前なのだが、今、ウルフルズのライブを目撃している感が異様に高められて、たまらなくハッピーな気分になる。