Galileo Galileiインタビュー「4人それぞれの人格っていうよりは、今はGalileo Galileiっていう人格として生きている感じ」
本当に「とりあえずやってみて」っていう感じでした。岡崎君がギターをガッツリ弾いた曲もあるし、僕がベースをそのまま弾いちゃった曲もあるし、ドラムを岩井君が打ち込んじゃった曲もあるし。みんなやっぱりGalileo Galileiとして曲を書いてる。
岩井ずっとキャッチボールしてる感じ。
雄貴そうだね。
岩井お互いどんな球が来るのかな、ちょっとエラーしちゃったな、みたいな感じがずっと続いてて、最終的に気づいたらこうなったみたいな。それぞれの球にそれぞれの意図があって、それは自分のエゴではなくGalileo Galileiという人格としての意図みたいな。だから楽しかったし、キャッチするのも楽しかった。
雄貴「この間、動画を観てマエケンスライダーを投げられるようになったんだよ。はい」みたいな感じ。みんなそれぞれ思いついたこと、昨日の夜知ったことも全部そのまま出しちゃってる。
岩井雄貴は『はじめの一歩』をめっちゃ読んでたよね。
岩井郁人(g)
――それもスポーツだ(笑)。
雄貴もう好きすぎて、「ヴァルハラ」という曲はそのときに書いてる。
岩井そういう球が投げ込まれてくるんです。
雄貴で、今度は岩井君がずっと『HUNTER×HUNTER』を読み出して。