Galileo Galileiインタビュー「4人それぞれの人格っていうよりは、今はGalileo Galileiっていう人格として生きている感じ」
音楽のそういうエネルギーっていうのを僕は信じてるんで、「CHILD LOCK」もそういう思いで書きましたね。
――そういうテーマで、あのハードロックな音が鳴り響くというのも面白いですよね。
雄貴あれは完全に岡崎君からの影響ですね(笑)。
岡崎Rage Against the Machine(レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン)とか。
雄貴僕は全然通ってなかったんですけど、岡崎君にいろいろ教えてもらって、一緒にライブ映像とかめちゃくちゃ観て「めっちゃかっけえ」って。めっちゃ遅れて中二病が来てるみたいな感じです、今(笑)。
岡崎でもその色もやっぱり『MANSTER』には必要な音だったなって思ってて。だから懐かしさはもちろんあるんですけど、その中にもある新しさっていうのをこのアルバムでは表現できてるかなって。
岡崎真輝(b)
雄貴あと今回、僕らジャンル感っていうのを......「邦楽にはちゃんとジャンルがないんです」とかって、特にかぶれてたときはめちゃくちゃ言いまくってたんですけど、その猜疑心が今回の僕らにはあまりなくて。
岩井ジャンルの話はまったくしてなかったね。
雄貴楽曲の根っこをちゃんとぶっ刺すためには、ある程度ジャンル感を統一していないとどうなるか分からなくなるんですけど、今回はどうなるか分からなくてもよくて。