くらし情報『「グールドという“人”の重みを伝えたい」熊本マリが恒例の“夜会”を10月に開催』

2022年9月1日 12:00

「グールドという“人”の重みを伝えたい」熊本マリが恒例の“夜会”を10月に開催

熊本マリ (C)Shimokoshi Haruki

(C)Shimokoshi Haruki



深い思い入れの込もったプレーの一方、執筆や講演活動などの幅広い活動を通じ、音楽の魅力を伝え続けている“情熱のピアニスト”、熊本マリが、その演奏活動の軸に据えているシリーズ「熊本マリの夜会」。今回は「華麗なる幻想美 〜グレン・グールドを思い出しながら…」と題して。「グールドという“人”の重みを伝えたい」と、彼女自身も交流のあった鬼才ピアニストの人柄や愛奏曲に触れつつ、彼女自身が「今、聴いてほしい」という思い入れ深く、多彩で魅力的な佳品を交えてゆく、和やかで温かなコンサートだ。

「心の恩師ですね。音楽の道を歩く上で、いろんな勇気をくれた人なので…」と熊本は言う。鮮烈な音楽創りと破天荒な生き様で、“クラシック”をと言う範疇をはるかに超え、今なお絶大な人気を誇るカナダ出身の鬼才グールド。今年は生誕90年、没後40年というメモリアル・イヤーにあたる。

実は、熊本は15歳の時、実際に彼に会っている。
カナダ・オタワの友人宅に滞在中、まだ英語にも慣れていなかったため、友人の祖父に代筆してもらって「レッスンをしてください」との手紙を彼に出した。最近、その手紙がアメリカで保管されていることが判ったのだという。

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