くらし情報『野田秀樹・永山瑛太・長澤まさみも認める松本潤の“センター感” NODA・MAP新作『正三角関係』インタビュー』

2024年4月21日 18:00

野田秀樹・永山瑛太・長澤まさみも認める松本潤の“センター感” NODA・MAP新作『正三角関係』インタビュー

その一家を花火師の話にすることで、いろんなことが融合していくと思ったんです。

――松本さんは初、永山さんは『MIWA』(13年)、『逆鱗』(16年)以来3度目、長澤さんは『THE BEE』(21年)以来2度目のNODA・MAPへの参加となります。野田さんが作られる作品の魅力とは?

野田秀樹・永山瑛太・長澤まさみも認める松本潤の“センター感” NODA・MAP新作『正三角関係』インタビュー


松本ひとつのテーマではなく、いくつかの要素が交錯していくというのが、近年のNODA・MAPの顕著な作り方だと思うんです。ただそれは野田作品の数ある特徴のひとつであって。なんといっても「劇団 夢の遊眠社」時代から続く、身体表現や疾走感のある台詞まわし、そういったものにエネルギーが凝縮されているように感じます。だから観に行く時はその言葉をシャワーのように浴びたいと思いますし、自分もその世界に入りたいと思う。だから今回のお話をいただいた時は、ふたつ返事で「ぜひチャレンジさせてください」とお引き受けしました。永山演じる時も観させてもらう時も、通知表で言う5段階評価のオール5でもいいし、オール1でもいい。
そんな気持ちでいられるのが、野田さんの作品だと思います。ものすごく知的な人が深読みしながら観ても楽しめますし、僕みたいに体育だけ5だったみたいな人間でも十分楽しめる。

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