日比谷野音ライブまであと数週間――。結成35周年を迎えるガールズパンクバンド・ロリータ18号の35年の変遷を辿る
石坂マサヨともりみ以外は、ベースのヒロティ、ドラムのまつだっっといったサポートメンバーの力を借り、しばし活動を続けることになったロリータ18号(2018年)
サポートベースに中西智子を迎え、ドラムに吉村由加を迎えた頃(2021年)
ベースのたこちが約5年ぶりに再加入。良い意味での余裕ができたロリータ18号(2022年頃)
たこち一度ロリータ18号を抜けるときは完全に「終わった感」があったけど、それからgyouninvenというバンドにベースで参加して、客観的にロリータ18号を考えると、「大変だけど良いバンドだな」と改めて思って見ていました。サポートベースのヒロティや中西智子さんもカッコ良かったし、「彼女たちのほうが良いな」と思っていたんだけど、脱退から数年経って改めてマサヨと会ったら、やっぱり言葉では言い表せない、マサヨと私だけに分かるツボみたいなところがあって。それで再度意気投合して、gyouninvenと並行してロリータ18号に再加入することになりました。
マサヨ一度離れたたこちには申し訳なかったけど、でもあそこでいったんリセットしたからこそ、お互いの思いを冷静に感じられるようになったのは確か。