日比谷野音ライブまであと数週間――。結成35周年を迎えるガールズパンクバンド・ロリータ18号の35年の変遷を辿る
します。濃厚な10年を経て、何か心境の変化があったのでしょうか。
マサヨ解雇じゃないんですけどね(笑)。「楽しい打ち上げがしたい」っていうのは変わらないけど、でも、そのために良いライブをすることにこだわり過ぎてピリピリし始めて。それで、いったん私ひとりになりたいと思うようになって、メンバー一人ひとりと話して。◆ロリータ18号・解雇期〜再々構築期(2017〜2024)
2017年、石坂マサヨがそれまでのメンバーを全員「解雇」。以降、サポートベーシストにヒロティ、サポートドラムにまつだっっを迎えしばし活動。後にドラムに吉村由加といった経験値の高いプレイヤーをメンバーに迎えた一方、若手のもりみをギターに迎え、さらなるバンドの飛躍を目指すことに。
2021年にベーシストに中西智子が加入するも2021年に脱退。後に盟友・たこちが再加入する一方、もうひとりのドラマーとして中野良子もメンバーに加わり、「ドラムがふたりいる」という前代未聞のバンド編成に。
そんな中で、結成35周年を迎える2024年に日比谷野外大音楽堂の公演を決定。パンクシーンはもちろん、メジャー期にお茶の間を賑わした際のファンの間で、大いに話題になった。