くらし情報『日比谷野音ライブまであと数週間――。結成35周年を迎えるガールズパンクバンド・ロリータ18号の35年の変遷を辿る』

日比谷野音ライブまであと数週間――。結成35周年を迎えるガールズパンクバンド・ロリータ18号の35年の変遷を辿る

最初は着物を着て変な人形を持ってステージに立ったりしてたけど(笑)、その後に正式にロリータ18号を始めることになった。これが1989年ですね。

――たこちはこのときはオリジナルメンバーではなかったんですよね。

たこちそう。マサヨと出会うのは、その2〜3年後なので、ロリータ18号の存在も全然知りませんでした。でも今思えば運命的な感じはしますね。

メンバーが固まり本格始動となった時代

――ただ、さすがに35年ともなると、かなりの変遷があるので、ここからはいくつかの時代ごとに分けて話を聞いていきたいと思います。まずは「黎明期」から。


日比谷野音ライブまであと数週間――。結成35周年を迎えるガールズパンクバンド・ロリータ18号の35年の変遷を辿る

結成当時のロリータ18号(1989年頃)
日比谷野音ライブまであと数週間――。結成35周年を迎えるガールズパンクバンド・ロリータ18号の35年の変遷を辿る

当初はケンヂ&ザ・トリップス、ラフィンノーズなどのコピーバンドでしたが、やがてオリジナル曲を作るように(1989年頃)
◆ロリータ18号・黎明期(1989〜1990)
高円寺LAZY WAYSなどのライブハウスを中心にバンドを活動。オリジナルメンバーは石坂マサヨとギターのあいちゃん。恰幅の良いベースの女の人などもいたが、すぐに脱退するなどメンバー構成は流動的ではあったが、オリジナル曲を作り続けるなどバンドスタイルを模索し続けた時代でもあった。

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