主演、中山優馬らに聞く、世界が注目する劇作家、ジェレミー・O・ハリスの日本初上演作 舞台『ダディ』
くんのお母さん役という幸せ!
中山ジャニーズの母!
原稽古場でも母です。
神野いや、“恋人”って言って(笑)! 嘉孝の彼女を演じたい。
一同(笑)。
――息子役の中山優馬さんはどんな印象ですか。
神野作品全体に対して責任を持ってその場にいらっしゃる。それと、芝居に嘘がないですよね。感性が豊かで、今この場で起きていることにちゃんと反応し、心でやり取りをしてくれると感じます。嘉孝もそう。
みんなそれは共通していらっしゃいますよね。だから、ほんとなんて素晴らしい息子たちだろうと。
――大場さんはフランクリンの恋人となるアンドレ役です。アンドレはどんな人物でしょうか。
大場アンドレは大金持ちのアートコレクター。何十億、何百億のアートも見境なく買うんですが、世の中にあるいろんな“美”を収集しているという感じで。そんな中でフランクリンに出会い、惹かれる。フランクリンの外見だけじゃなく、内面にも“美”を見出だすんです。
多分、アンドレにとってフランクリンはアート以外で初めて強く心が揺さぶられ、惹かれた人間なんだろうと。そして、そんなフランクリンの核にどうにか辿り着きたいと思っている。優馬くんの芝居には嘘がないと三鈴さんがおっしゃいましたが、本当にそうなんです。